我部りえるが2026年4月20日に配信した『バイオハザード RE:3』第2回は、前回の続きから一気に切迫感が強まる回だった。序盤はジルがネメシスに追われながら駅を目指し、そこを抜けたあとはカルロス側の病院探索へ移る。逃走、探索、ストーリー進行のどれも密度が高く、約2時間24分でもずっと慌ただしい。
それでも重くなりすぎないのは、我部りえるの反応が怖がりっぱなしで終わらないからだ。追い詰められるたびに素直な悲鳴が出る一方で、そのすぐあとに「回復させてくれない?」とツッコミが返る。RE:3の急かしてくる展開と、りえるの軽い言葉がかなり噛み合っていた。
ネメシス追跡からカルロス合流まで、序盤から息をつく暇がない
今回の立ち上がりでまず印象に残るのは、ロケットランチャー持ちのネメシス相手にかなり本気で振り回されるところだ。どこへ逃げればいいのか分からず何度も慌てながら、それでも「そんなわけないじゃん」と言い返しつつ前へ進もうとするので、ただ怖がって止まる時間にならない。事故気味のやられ方まで含めて、初見プレイらしい慌て方がそのまま見どころになっていた。
カルロスが助けに入る場面も良い。命拾いした直後なのに、りえるはすぐ「その前に回復させてくんない?」と返していて、この一言で配信の空気がぐっと見やすくなる。物語としてはかなり緊迫しているのに、実況のテンポは軽いまま崩れない。序盤から「今日はかなり忙しい回だな」と分かる入り方だった。
病院パートは弾不足と敵の多さでずっとひりつく
カルロス編に入ってからは、病院の敵密度の高さがひたすら厳しい。りえるも「弾の数と敵の数合ってない」とこぼしながら、セーブを細かく挟み、地図を何度も確認し、音声認証や病院IDカードの導線を少しずつ拾っていく。プレイ自体はかなり苦しいのに、今どこで詰まっているのかを口に出してくれるので、見ている側は状況を追いやすい。
特に病院探索は、怖さそのものより「この数をどう抜けるのか」の圧が強かった。リッカーや群がるゾンビに押されるたびに声は上ずるが、それでも必要なアイテムだけはちゃんと拾おうとする。敵を全部倒したくなるタイプの迷いと、でも弾が足りない現実が何度もぶつかるので、ホラーというよりサバイバルのしんどさが濃く出ていたのも今回らしい。
バード博士の記録とワクチン発見で物語が一気に動く
後半で空気が変わるのは、バード博士のオフィスにたどり着いてからだ。長い記録を聞きながら「鳥博士話長いよ」と挟むあたりはりえるらしいが、その直後にアンブレラ側の事情やワクチン保管の話が見えてくるので、配信の温度がまた一段上がる。ここは実況の軽さとストーリーの重さがきれいに同居していた。
ワクチンを見つけたあとの動きも良かった。敵を相手にするより、とにかくジルのところへ戻ることを優先して「ジルだけを見て」進んでいくので、迷いが減って配信全体の軸がはっきりする。病院パートでは何度も足が止まっていたぶん、この終盤の一直線な感じがかなり効いていた。
ミサイル投下宣告で締まる、続きが気になる第2回
ラストではラクーンシティ爆破のアナウンスまで入り、次回への引きがかなり強い。まだ生存者がいるのに、街ごと切り捨てる判断が下される流れに対して、りえるも「1日しかないじゃねえか」と素直に反応していて、この回の終盤らしい焦りがそのまま残る。カルロスが「武器を調達しないと」と言い出したところで切る判断もきれいで、次を見たくなる終わり方だった。
配信後の「ゲームがやめられない」小さなわちゃわちゃまで含めて、今回はかなり我部りえるらしい回だったと思う。怖い場面はしっかり怖がるのに、実況は重く沈まない。前回より物語の危機感が強くなったぶん、りえるの言葉の軽さがちょうどいい抜けになっていて、『バイオハザード RE:3』実況の続きとしてかなり見やすい第2回だった。
