兎田ぺこらが2026年4月21日に配信した「【カメラ】バズり飯を正直レビュー!!!!!!!!!!!!!!!!!ONICHA、ピーナッツコーラ、ケンタッキー炊き込みご飯etc...ぺこ!」は、最近SNSで名前を見かける食べ物と飲み物を、カメラONで順番に試していく試食枠だった。お品書きには ONICHA、プリングルスチョコ、ピーナッツコーラ、NOPE、ドバイチョコ餅、サーモンとびっこマヨネーズ、ネギクリームチーズベーコン、ケンタッキー炊き込みご飯が並んでいて、最初からかなり情報量が多い。

この回の良さは、ただ「流行っているから食べる」で終わらないところにある。ぺこら自身がかなり素直に点数を付けていき、気に入ったものには遠慮なく満点を出す一方で、引っかかった部分もその場で言葉にする。だから一品ごとの感想が単発で散らばらず、「今日は何が当たりで、どこが意外だったのか」が最後まできれいに残る配信になっていた。

序盤から当たり外れがはっきりして、試食会として見やすい

配信の立ち上がりでは、まず今回の企画が「直近でバズってきた飯と飲み物を正直に見る回」だとはっきり共有される。カメラを付けて準備を進めながら、短い動画では済ませにくいものをまとめて試したかったという話もあり、最初から“検証回”としての軸が見えやすい。軽い雑談を挟みつつも、やること自体はかなり明快だった。

面白いのは、まだ中盤に入る前から評価の振れ幅が出るところだ。NOPE には「言うほど悪くない」と8点を付け、次に控える料理とのバランスを気にしながらもちゃんと好印象を残す。一方でプリングルスチョコは低めの点数に落ち着き、同じ“バズり飯”でも、ぺこらの舌に合うかどうかで空気がすぐ変わる。その切り替わりの速さが、今回の配信をかなり見やすくしていた。

満点を持っていったのはサーモン、とびっこ、マヨの組み合わせ

今回いちばん強かったのは、やはりサーモンとびっこマヨネーズだ。ぺこらも作る前から「これは絶対うまい」「まずいわけない」とかなり前のめりだったが、実際に食べてからはもっとはっきりしていて、途中で満点の並びを気にしつつも結局「10点だわ」と言い切っていた。冷やしておいたほうが良さそうという補足は入りつつ、それでも「文句なし」と締めているので、この日のベストがかなり早い段階で固まった感じがある。

良かったのは、ただ濃い味だから押し切れたという話ではないところだと思う。サーモンの食べやすさに、とびっこの粒感とマヨネーズのまとまりがきれいに乗っていて、配信でも「また食べたい」とすぐ次の言葉が出てくる。流行り物を試す回は、当たりでも「まあうまい」で流れることがあるが、この組み合わせは明らかに一段熱量が高かった。

その少し後に出てきたネギクリームチーズベーコンも、最初のひと口の反応はかなり良い。クリームチーズの甘さ、ベーコンの塩気、ネギの食感が重なる瞬間はしっかり刺さっていて、口に入れた直後はかなり高評価寄りだった。ただ、噛み進めるほどネギの辛さが前に出てきて、最後まで満点コースには乗らない。この「入りはすごく良いのに、後半で少し評価が落ちる」という流れも、正直レビューらしくて面白かった。

ピーナッツコーラの苦戦と、最後のONICHAオチまで配信の流れが崩れない

中盤で空気を変えたのはピーナッツコーラだ。コーラに塩ピーナッツを合わせる流れ自体はかなり気になっていたようだが、実際に飲んだあとは炭酸が抜けたこともあって反応がやや曇る。味の輪郭を探しながら言葉を選んでいたものの、終盤では「ピーナッツコーラのお国の方ごめんなさい」とまで言っていて、今回のラインナップの中ではかなり苦戦した側に入る。サーモン系が強かったぶん、飲み物側の難しさが余計に目立った。

ドバイチョコ餅は、その間に挟まる“ちゃんとおいしいけれど特別賞までは届かない”位置に収まっていた。流行の背景を軽く話しつつ試し、最終的には7点。高すぎる値段感も含めて、興味本位で一回乗るには楽しいが、何度も買うタイプとは少し違うという整理になっている。ここで極端に持ち上げず、でも雑に切らないのも今回の配信のバランスの良さだった。

終盤のケンタッキー炊き込みご飯は、食べ始めた瞬間の勢いが強い。骨やほぐし方の話をしつつも、実際に口へ運ぶと「うますぎやろ」とかなり素直に入る。ただ、評価が面白いのはその先で、余ったケンタッキーをアレンジする用途ならおすすめでも、「これを作るためにわざわざ買うか」となると少し違う、という結論に落ち着く。おいしいけれど使いどころは選ぶ、という整理の仕方がかなり実用寄りだった。

最後に残るのは、やはり ONICHA の締め方だ。味そのものを大げさに神格化するというより、終盤のおみくじ結果で大吉を引いたことまで含めて一気にテンションが跳ね上がり、「ナンバーワン」「100点」というオチに着地する。試食レビューとして見るとかなり自由だが、このゆるい着地があるおかげで、長めの配信でも最後まで楽しく見切れる。今回の枠は、流行り物を片っ端から食べる企画でありながら、ぺこらがどこで素直に喜び、どこで引っかかるのかがずっと見えている配信だった。