葛葉が2026年4月20日19時27分に公開した「【 切り抜き 】LTKキッズのローレンを鼓舞したり、非道にも獅子堂からガンク料を徴収しはじめる葛葉のエンジョイLoLカスタムまとめ」は、その日のLoLカスタムを43分に圧縮した公式ダイジェスト動画だ。タイトルだけ見るとかなり内輪寄りに見えるが、実際は序盤の集団戦、中盤の遊び方、終盤の勝ち筋までが章立てで整理されていて、長時間配信を追えていなかった人にも入りやすい。

何が良いかというと、ただ面白い場面を切り貼りしただけで終わらないところだ。00:00のダイジェストで一気に熱量を上げたあと、10:19の「イブの新しいおもちゃ」、20:22のスモルダーのスタック管理、28:38以降のローレン周りまで、空気の違う場面を順に置いている。にぎやかな内輪戦の動画なのに、どこで流れが変わったのかがかなりつかみやすかった。

今回の動画概要

序盤は、いきなり総戦の勢いを見せる入り方だった。ボット側のぶつかり合いからウルトが重なり、短いカットの中でも「今かなり良い形で当たっている」という感触が伝わる。葛葉の視点で見ることで、単に賑やかなだけではなく、味方の寄りや仕掛けの速さをどう見ていたかまで分かりやすい。

そこから10分台に入ると、イブをめぐるやり取りで少し動画の温度が変わる。新しいおもちゃを手にしたような軽さで場をかき回しつつ、次のガンク先や寄り方を即座に決めていくので、エンジョイカスタムらしいラフさとゲーム理解の速さが同時に残る。笑いどころとして置かれているのに、試合のテンポを作っているのが面白い。

印象に残ったポイント

いちばん見どころとして効いていたのは、20分台のスモルダー周りだった。字幕でもスタック数を何度も確認していて、154から258まで積み上がっていく流れが、そのままチームの希望として扱われている。ただ殴り合いを並べるのではなく、「今どこまで育っていて、当たれたら勝てる」という共通認識が見えるので、集団戦の重みが途中から変わっていく。

終盤のローレン周りも、この動画の色を決めていた部分だ。タイトルにあるLTKキッズいじりはもちろんあるのだが、ただからかうだけではなく、刺さるガンクを入れたり、前に出るタイミングを後押ししたりと、試合の中ではかなり実務的に支えている。身内カスタムらしい言葉の強さはありつつ、プレー面ではちゃんと面倒を見ている。そのバランスが葛葉のまとめ動画らしかった。

もうひとつ外せないのが、獅子堂への“ガンク料”をめぐるくだりだ。助けに行く流れの中で、無料なわけがないという調子の悪ノリが差し込まれ、終盤までその空気が尾を引く。こういう冗談が入ることで、動画全体が攻略解説にも、単なる切り抜きにも寄り切らず、仲間内の温度を残したダイジェストとしてまとまっていた。

公開後に注目したい点

今回の動画は、LoLカスタムの長時間配信を全部見る余裕がなくても、どの場面が盛り上がったのかをかなり拾いやすい。特にチャプターごとに見どころの性格がはっきり違うので、総戦の勢いを見たい人、ゲーム内の駆け引きを追いたい人、身内ノリ込みで楽しみたい人のどこにも入口がある。公式ダイジェストとしての整理がうまく、一本でその日の空気がつかめる動画だった。

葛葉まわりのLoL企画は、真面目な勝負の時間と雑な盛り上がりが同居している時ほど面白いが、今回はその混ざり方がかなり見やすい。大きなプレーの直後に軽口が入り、冗談のあとにまたガンクや集団戦の判断へ戻っていく。その落差まで含めて、この回は結局かなり楽しそうだったという印象が最後にきれいに残る。